2013/09/29

■宮崎貴子さん シューベルト国際コンクール リートデュオ部門1位!


ドイツ・ドルトムントで開かれていたシューベルト国際コンクールリートデュオ部門において、ハノーファーに留学中のメロス生、宮崎貴子さんが、バリトンのHasselhornさんと共に1位優勝しました。

9月29日(日)18:00よりKonzerthaus Dortmundで、受賞者コンサートが行われます。

http://www.schubert-wettbewerb.de/

◆宮﨑貴子(みやざきたかこ)ピアノ
大阪府出身。東京音楽大学ピアノ演奏家コース同大学大学院を経ててドイツ・ハノーファ ー音楽演劇大学ピアノ科を一等賞、古楽器科を首席で卒業。現在同大学修士課程鍵盤楽器領域フォルテピアノ専攻在籍。
日本やドイツでピアノ、フォルテピアノによるソロコンサートを行う傍ら、室内楽奏者として積極的に活動。ドイツ・リートをはじめとする歌曲や管弦楽器の伴奏、アンサンブル演奏で多くのコンサートに出演。現在ハノーファー音楽演劇メディア大学オペラ科にて伴奏助手を務める。

◆ザミュエル・ハッセルホーン(Samuel Hasselhorn) バリトン
ドイツ・ゲッティンゲン出身。ハノーファー音楽大学オペラ科在学中。フランスのパリ国立音楽院に留学。これまでにGundlach-Musikpreis、Studienstiftung des Deutschen Volkesより奨学金を得る。オペラ、オラトリオ、ソロなど活動は幅広く、これまでにドイツ、フランス、中国で公演を行っている。


2013/09/29

音楽之友社より好評発売中!  野村三郎著「音楽的」なピアノ演奏のヒント


野村 三郎著 『音楽的』 なピアノ演奏のヒント -豊かなファンタジーとイメージ作り-     おかげさまで残部僅少となりました。

人を感動させる音楽を演奏するには、技術の他に豊かな表現力が必要。では、その表現力を付けるにはどうすればいいだろうか。音楽史の把握、作曲家の理解、作 品研究、音色とタッチ、音型・音程・調整の意味、複数のエディションにあたることである。本書は基本はバッハとし、バッハからベートーヴェン、ショパン、 シューマン、ブラームスらの豊富な例を基に、曲の解釈や自分のファンタジーとイメージを膨らませる方法の手引きである。(音楽之友社紹介文より)

<目次>

序:音楽的な演奏のために

第1楽章:まずバッハから
1. バッハの技の秘密
2. インヴェンションのしかけ
3. 恐るべき可能性を秘めた『インヴェンツィオ』
4. 作品に秘められた『声』
5. 音楽の『コトバ』

第2楽章:『愛の6度』を知っていますか
1. 音楽の約束事
2. シューマンに見る『愛の6度』
3. クララを飾る愛の音型
4. 『愛の6度』あるいは花開く反行形
5. 『嘆き』の音型を読む

第3楽章:ショパンとリストのファンタジー
1. ショパンに刻まれた祖国の運命
2. 語り尽くせぬショパンの悲劇
3. 演奏者の解釈と聴き手の受容
4. 現代へ先駆けたリスト

第4楽章:ショパンとブラームスのバラード
1. 音楽と文学の関わり  (ショパンとミツキエヴィチ1/バラード第1番)
2. リトアニアの悲劇劇   (ショパンとミツキエヴィチ2/バラード第2番)
3. 水の精の物語      (ショパンとミツキエヴィチ3/バラード第3番)
4. ポーランド愛国の詩  (ショパンとミツキエヴィチ4/バラード第4番)
5. バラードに聴くブラームスの精神生活
6. ブラームス晩年の作品

第5章:ファンタジーの翼を広げて
1. 絵画の描写と音楽の描写
2. ドビュッシーの音楽と絵画
3. 音楽の原点はやはりバッハ
4. 音楽の性格を決める要素

A5版・240頁 定価2940円(本体2800円+税) ISBN978-4-276-14343-2
●ネット書店、音楽之友社ホームページ  http://www.ongakunotomo.co.jp


2013/09/28

■Melos in Tokyo~ レッスン受講生募集中!


ウィーン国立音大教授、アヴォ・クュムジャン先生のレッスンが、11月6日(水)、10日(日)東京都内で行われる予定です。

メロス音楽セミナーでも、魅力的な演奏と教育力の両方を兼ね備えた先生として、受講生から絶大な人気を得ているアヴォ先生。この機会に先生のレッスンを受けてみませんか?

◆お問い合わせ:清水 smicha@r9.dion.ne.jp 定員になり次第締め切りますので、お早めにお問い合わせください。

<Prof. Avo Kouyoumdjian> ウィーン国立音大教授                            4歳でピアノを始め、まもなく「神童」としてラジオ、テレビなど様々な演奏会に出演。9歳の時ベイルートでコンサートを開き、国際的センセーションを巻き起こした。12歳でウィーン国立音大ピアノ科最年少の学生となり、1981年第6回ベートーヴェンコンクールで優勝。以来ソリスト、室内楽奏者としてヨーロッパ、アメリカ、日本にて主要オーケストラと共演、数々の国際フェスティヴァルにも参加。ハイドン室内楽コンクール審査員長を始め、多くのコンクールの審査員を務めている。教育者としても、ソロ・アンサンブル両分野で、多くの若い優秀な演奏家を育てている。現在、ウィーン国立音大室内楽科主任教授、器楽学部長・教務部長。

♪アヴォ先生のプロフィールにつきましては、メロスセミナーのホームページ「講師紹介」のコーナーも合わせてご覧ください。


2013/09/27

■山口友由実さん 楽友協会でトリオで出演♪


AevosTrio ©Ewa Kaja

ウィーン国立音大で学びながら、ピアニストとしても着実な歩みを続けている山口友由実さんが、11月、音楽の殿堂ムジークフェライン(ウィーン楽友協会)での演奏会に出演します。
このシリーズはムジークフェラインが、若い優秀な音楽家たちに舞台を提供する素晴らしい企画です。Aevos Trioの力のこもった演奏は、きっと素晴らしい一夜を約束してくれることと思います。
皆様、ぜひお出かけください。

◆ムジークフェライン自主企画―Young Musicians ツィクルス
Aevos Trio リサイタル

11月26日(火)20:00
ウィーン・ムジークフェライン  metallener Saal

♪ Aevos Trio
Katharina Engelbrecht  (ヴァイオリン)
Bas Jongen (チェロ)
山口友由実(ピアノ)

<プログラム>
ハイドン:ピアノトリオEs-Dur, Hob. XV:10
ブラームス:ピアノトリオ 第3番 c-Moll, Op.101

ショスタコーヴィチ:ピアノトリオ 第1番 c-Moll, Op.8
ババジャニアン:ピアノトリオ fis-Moll

◆◇ 皆様へ
ウィーン留学生活も5年目を迎え、ひとつの大きな夢であったムジークフェラインでの演奏会が実現することになりました。
Aevos Trioは2012年11月に大学での友人であるヴァイオリニストKatharina Engelbrecht(ウィーンフィル舞台オーケストラ団員)、チェリストBas Jongenという音楽も人柄も素晴らしい2人と結成し、これまでもシューベルトの生家やコンツェルトハウスでの演奏会に出演してまいりました。今回はムジークフェライン・デビューということもあり、気合いの入った、私たちらしいプログラムとなっています。たくさんのお客様に来ていただけることを願っています。◇◆ 山口友由実

詳細:ウィーン・ムジークフェライン                                            http://www.musikverein.at/konzerte/konzertprogramm.php?idx=148646


2013/09/18

■佐々木実美&上出晶子 デュオコンサート Vol.2


精力的な演奏活動を展開中のメロス生、上出晶子さんが、8月に続きデュオコンサートを開催します。
今回の共演者は、ゲマトリアとヘブライを研究する異色のヴァイオリニスト、佐々木実美さん。
ヤナーチェク、ブラームス、グリーグのソナタを演奏します。
トーク付の1時間程度のプログラムです。皆様、ぜひ足をお運びください。

佐々木実美&上出晶子 デュオコンサート Vol.2
10月19日(土)19:00
会場:音楽堂anoano(大塚)

<プログラム>
ヤナーチェク ヴァイオリンソナタ
ブラームス ヴァイオリンソナタ 第2番 OP.100
グリーグ ヴァイオリンソナタ 第3番 OP.45

お問い合わせ:M PROJECT
℡:080ー2723-6494

♪共演者プロフィール 佐々木 実美(ささき みみ)
鹿児島県鹿児島市生まれ。3歳よりヴァイオリンを始める。
東京音楽大学、同学大学院科目等履修生修了。
在学中 故・中川鶴女氏より、錦糸流の薩摩琵琶を師事、音楽学課程において論文を発表するなど多角的に音楽を学ぶ。
ハンガリー国立リスト音楽院修了。
これまでにヴァイオリンを井上啓子、原田太志、江藤俊哉、ゲルハルト・ボッセ、景山誠治、東彩子、サバディ・ヴィルモシュの各氏に師事。
2009年日本・ハンガリー友好50年記念オーケストラ、2010年フィンランド・ロヒア音楽祭(ソリスト)、2011年駐日ハンガリー大使館主催コンサートに出演。2012年ブダペストスプリングフェスティバルに参加。
2010年より自主活動企画M Projectを始動、様々な意欲的企画に取り組んでいる。日本リスト音楽院学友会会員。


2013/09/17

■渋田麻里さん メロス特別インタビュー 


♪『第20回ブラームス国際コンクールピアノ部門3位入賞』おめでとうございます!

―このコンクールの特色と挑戦してみようと思ったきっかけ。

ブラームス国際コンクールは、演奏後に審査員が「技術点」と「芸術点」をそれぞれ6点満点で、すぐに公表します。それらの平均点を出し、点数の高い順に通過者が決まると言うシンプル且つ審査の透明性を重視した審査方法をとっています。 これは他のコンクールにはない特色で、審査員によって点数に大きな差がある場合もあり、私たちコンテスタントもどういう演奏が評価に繋がるのかを知ることができる機会となります。

コンクールに挑戦しようと思ったきっかけは、『留学生活での明確な目標が欲しかったこと』です。2年前からこのコンクールを受けようと考えていました。

―ファイナルまでのおおよその流れを教えてください。
1次予選が2日間に渡って行われ、前日に引いたクジにより決定した演奏順で、それぞれブラームスを含む20分のプログラムを演奏しました。
私は13番と割と早い演奏順を引いてしまい、改めて気を引き締め直して翌日の本番に臨みました。全員の演奏終了後、点数の集計を取り上位12人が2次予選へと進めました。(写真)

2次予選では40分のプログラムを弾きますが、演奏順はまたクジ引きで決定。
今度は11番をとなり、その時は『最後の方で良かった!』と思ったのですが、演奏予定時間は20時40分。実際、朝から晩まで緊張を保っていなければいけないのは、精神的にきつく、審査員も大分お疲れのご様子でした。
また、弾き終わったコンテスタントが聴いているのもプレッシャーになりました。結局、2次の結果が出たのが22時過ぎで、点数の集計により上位3人がファイナルへと進みました。

結果が出てすぐ、「明日の午前中にオーケストラとのプローベがあるから」と聞いた時の私たちの慌てぶりは忘れません。
1次、2次のあった約1週間は、全く協奏曲を練習していなかったので、あの時は疲れているのも忘れて会場が閉まるまで練習しました。

そしてファイナルの演奏順もくじ引きで決定し、私は最終演奏者。ファイナルはヴァイオリン、ピアノと交互に行われたのですが、みんなのラストを飾って舞台上に出た時は、あまりの熱気に驚きました。前5人の熱演の名残を肌で感じたファイナルでした。

―コンクールで一番、大変だったことは?

精神力、体力、集中力の維持はもちろん大変でした。コンクールは約1週間続きましたが、私の場合はその前から緊張し続けていたので、始まる前にはすでに疲れていました。(笑)

また、意外に大変だったのが身体のコンディションを整えること
コンクール直前に受けていたセミナーで、毎日洗濯をしていたら手が荒れてしまったので、コンクールへ期間中は洗濯しないですむように、大きなトランクに10日分の服を詰め込んで行こうと決めていました。そのため結局25㎏の大荷物になってしまいました・・・。(笑)

コンクールのあったペルチャッハは、湖畔のリゾート地。砂利道が多いのでトランクを引きずることが出来ず抱えての移動となり、そして細い路地も多いため地図に書き込まれていない道が多く、ホテルに着くまでにかなり迷いました。
そのせいで1次予選の当日は、腕のひどい筋肉痛・・・身体的に万全ではありませんでした。

また、コンクール期間中にホテルを移動しなければならなくなり、最終的には会場から徒歩50分のペンションへ。もし予選で落ちたら、休暇として楽しむことができるよう、コンクールの参加者とすれ違わないように過ごそうと思ったのが仇になりました・・・。(笑)

結局、この移動がファイナルの前日だったのですが、また重いトランクを抱えて山道を登りながらの移動で、案の定ファイナルの日も筋肉痛と戦うことに。
筋肉痛が翌日出たことを喜ぼう!と変なテンションの上げ方をしてファイナルに臨みました!


―ピアノ部門に関して、参加者は、どこの国の人が多かった?印象に残ったことは?

韓国、日本、ロシアと参加者が多かったです。全5部門を通じても韓国、ドイツ、日本からの参加者が3分の1を占めていました。 (写真)

私は1次予選の演奏をほぼ全員聴いていましたが、皆それぞれ弾き込んできたことが伺える演奏でした。
このコンクールは年齢制限がないため、下は2000年生まれの13歳の少年(なんとヴァイオリン部門にも同時に参加していました!)から、上は51歳の方まで参加しており、エネルギー溢れるブラームスから、しっとり歌い上げるブラームスまで、本当に様々なブラームスを聴くことが出来、表現の幅の広さを感じました。

―毎日どのように過ごしていましたか?
このコンクールは毎年複数の部門が同時に開催されているのですが、今年はピアノの他にも声楽、ヴァイオリン、チェロ、室内楽部門が行われていました。
ピアノの会場となった所では室内楽部門の方が早い日程で行われていたので、ピアノの響きや会場の雰囲気を確かめるためにも予選を聴きに行きました。
室内楽部門には同門の友達が3組出場していて、自分の本番を翌日に控えているにも関わらずなぜか譜めくりまでしてきました!

私は、他の部門を聴いている以外は、ひたすら練習室を渡り歩いていました。中に、ガラス張りの練習室もあって、道行く観光客が足を止めて見物していくのが、ものすごく恥ずかしかった。

―コンクールに臨む際、大事なこと。
ひとつの本番に対して、きちんと準備することはとても大事なことだと思います。
どこかにサボった記憶があると気持ちが怯んでしまうので、そうならないように、自分の中で納得のいく「経過」が必要だと感じました。

―自分の中で、コンクールを受ける前と後で、変わったことがあれば・・・
NHKで放送されたこともあり、沢山の方から反響がありました。知り合いでない方からもメッセージをいただき、とても励みになっています。中には、『日本でのコンサートを楽しみにしていますよ。』という方もおり、引き続き努力していかなくてはいけないなと思いました。

―渋田さんにとってブラームスとは・・・
やたらと重厚な和音、突然現れるヘミオラ、どこまでも続く一オクターブ・・・すべてが苦手要素でした。なので、今までブラームスの作品にきちんと取り組んだことがなく、このコンクールのためにイチから準備しました。

今回はソナタの2番と幻想曲集を弾きましたが、作品番号で言うと2番と116番、10代の若き意欲的な作品と40年後の晩年の諦観を漂わす作品です。
と、言葉に表すことはても、実際演奏にどこまで反映されていたかは謎ですが…(笑)
コンクールの終わった今でも、正直なところ苦手意識は拭えない作曲家ですが、2次予選の演奏に技術点・芸術点ともに6点満点をくれた審査員がいたのはとてもうれしいことでした。
その方は、過去にピアノ部門と室内楽部門で1位を受賞されている方で、つける点数が厳しいため、コンテスタントから恐れられていました。
実際、4点台も普通に出す先生だったので、その方から6点満点を貰った時は目を疑いました。
もしファイナルに進めなくても、あの先生から満点を貰えたのだから上出来だ、とまで思ったほどです。

―今後の抱負
私は現在、室内楽科で学んでいるのですが、『ソロができてこその室内楽』という教えの元、今回はソロでコンクールを受けました。
新学期からは、より室内楽の勉強に力を入れ、次は室内楽コンクールに出られれば、と思っています。

―これからコンクールに挑戦したい人にアドヴァイスがあれば。
今回のコンクールで日本人はもちろん、多くの友達ができました。
コンクール中はライバルということもあり、あまり沢山お話ししたりはできませんでしたが、それでも同じ音楽をやっている者同士話せば話題は尽きません。
演奏前や後に“Toi,toi,toi!”(うまくいきますように、という意味)、“Schön!”(きれい。素晴らしい)“Gratuliere!”(おめでとう)と、お互い言葉を掛け合うのは日本のコンクールにはない温かい雰囲気でした。

今回入賞した1位の木下さん、2位のアンナさんとは、ファイナル後にしかお話しできませんでしたが、二人とも話すと気さくで演奏している時の雰囲気とは全く違っていました。(写真)

私は初めての国際コンクールだったので、他の国際コンクールの雰囲気をよく知りませんが、このコンクールは沢山のコンテスタントと交流を持てるので、受けるか迷っている方には是非挑戦してほしいなと思います。

ーありがとうございました。これからのますますのご活躍を祈っています。


2013/09/10

■ブラームス国際コンクールピアノ部門3位! 渋田麻里さん


8月31日から9月8日まで、オーストリア南部のペルチャッハで開催された「第20回ヨハネス・ブラームス国際コンクール」ピアノ部門で、メロス生の渋田麻里さんが、みごと3位に入賞しました。

このコンクールは、19世紀に活躍した作曲家ブラームスにちなんで毎年開かれるもので、若手音楽家の登竜門として知られています。
今年のピアノ部門には、世界各国から30人が出場し、熱い演奏を繰り広げました。
渋田さんは、桐朋学園大学出身。現在、ウィーン国立音大に在学中。今後ますますの活躍が期待されます。


2013/09/10

■竹田景子ピアノリサイタル


第79回 神戸芸術センター定期演奏会
竹田景子ピアノリサイタル

10月6日(日) 14:30(開場14:00)
会場:神戸芸術センター 2階 芸術劇場

<プログラム>
~音が語るもの~

C.P.E.バッハ / ロンド イ長調 Wq.58/1
ウェーバー/ ピアノ・ソナタ 第2番 変イ長調 Op.39
シューマン/ ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6
(チラシに載せた曲目から、一曲目を変更しました)

入場料:一般 2000円 /  学生 1500円

<プロフィール>
大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了。その後、神戸女学院大学音楽学部に編入し卒業、同大学院音楽研究科修了。同大学オータムコンサートや修士課程修了披露演奏会など多数の学内コンサートに出演。2007年、2010年ウィーン・メロス音楽セミナーにて研鑽を積む。
2006年こうべ芸文KACCオーディションに合格。2007年神戸市民文化振興財団主催「舞コンサート」に出演。2008年にも同財団の支援を受けてジョイントリサイタルを開催。第2回ベーテンピアノコンクール全国大会にて優秀賞受賞、第2回神戸芸術センター記念ピアノコンクール入選。

これまでに神戸芸術センター芸術劇場や宝塚ベガ・ホールなどでリサイタルを行い、いずれも好評を博す。ソロの活動と並行して主に合唱や声楽の分野での伴奏者としても広く活動している。2009年から4年に亘り神戸女学院音楽学部伴奏要員を務める。現在、神戸女学院大学、園田学園女子大学、各非常勤講師。神戸音楽家協会会員。

ブログ:http://ameblo.jp/keikohumohumo/


2013/09/09

■前田朋子 鎌倉のお寺でバッハを奏でる~ メロス特別インタビュー


着もの地で創られたディアンドル(オーストリアの民族衣装)で Dress:La Hong Wien

ウィーン在住のヴァイオリニスト、前田朋子さんに10月鎌倉の2つのお寺で開催予定のバッハの演奏会の抱負など伺いました。

お寺でバッハの無伴奏、このすてきなアイデアのきっかけは?
知人が主催している鎌倉芸術祭のコンサートが建長寺で2年前にあり、ご案内いただいたのがきっかけです。日本人として奏でるバッハを、私の故郷である鎌倉の歴史ある格調高いお寺で演奏出来たら素敵だなあと思いました。

―お寺の響きはいかがですか?
まだ実際に演奏会をそこで聞いていないですし、弾いてもいないので、なんともいえませんが・・・古い木に囲まれた空間での仏様のいらっしゃる場での響きを、今からとても楽しみにしています。

―朋子さんにとってバッハとは?
自分の奥深くをまっすぐみつめ、そして神と対話する音楽。
それは祈りであり、精神を高め、調和をもたらせてくれる素晴らしい存在です。

―どのくらいの時間をかけて仕上げていったのですか?

この5年間、どんなときでも、ずっとずっと弾き続けてきました。これだけ付き合っていても、常に新鮮な感動と発見を与えてくれる、年齢とともに深まっていく素晴らしい世界です。

建長寺 法堂

―バッハを演奏するときに大切なこと、心がけていること

様式感をいつも大切に演奏しています。そして、感謝の気持ち。演奏出来る事がありがたいと感謝して弾いています。

―余暇のたのしみ

親友がトップデザイナーなことから、美しいファッションに惹かれます。あとは、ほぼ、うちの子となっている友人の犬を可愛がること。癒されていますね。(笑)

―鎌倉の見どころ
海と山に囲まれた鎌倉は、鶴ケ岡八幡宮、鎌倉大仏、建長寺、円覚寺をはじめ、お寺も沢山あります。また美味しいレストランもいろいろあり、一年中通して楽しめる魅力的な町です。ヨーロッパから帰ると、いつもホッとします。

円覚寺 方丈

―演奏家を目指す若い人たちにメッセージを
エドウィン・フィッシャーの「音楽観想」(佐野利勝訳 みすず書房)を、ぜひ読んで下さい。そこに私が言葉でなかなか言い表せない事が、見事にすべて表現されています。
そして、ロマン・ロランの「ジャン・クリストフ」(片山敏彦訳 みすず書房)。学生の頃これを読み、熱い思いをますます燃えさせ、音楽に取り組んだものでした。

ーご成功をお祈りしています。ありがとうございました。

Tomoko Mayeda    J. S. Bach, Sonaten 1, Partiten 1&3

Tomoko Mayeda     J. S. Bach, Sonaten 2&3, Partita 2

●日本での上記CDの取り扱い先:グランジュテ株式会社 http://www.grandjete.biz/

●前田朋子サイト:www.tomokomayeda.com


2013/09/05

■前田朋子 バッハ無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティ―タ全曲演奏会


第8回鎌倉芸術祭 2013
前田朋子 バッハ無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲演奏会

ヴァイオリン芸術の最高傑作が、鎌倉を代表する禅宗の古刹 建長寺と円覚寺で鳴り響き、西洋と東洋の深い精神と伝統がここに融合します。秋の午後を、バッハの音楽でお楽しみください。

<前半> 10月20日(日) 14:00 (開場 13:30)
建長寺 法堂

♪プログラム
パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004

<後半> 10月26日(土) 14:00 (開場 13:30)
円覚寺 方丈

♪プログラム
ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005

入場料 1回 3,500円 /2回通し 6,000円
全席自由 入山料含む

●お問い合わせ・チケット 前田朋子後援会事務局 0467-22-8143 平田
グランジュテ株式会社 090-2235-7999山中  www.grandjete.biz/

<前田朋子>
3歳よりヴァイオリンを梅津南美子氏のもとで、4歳よりピアノを始める。幼少期をドイツで生活。デュッセルドルフ日本人学校に通う。その間、ヴァイオリンを尾関えりか氏に師事。豊田耕児氏、ミヒャエル・ガイザー氏のマスタークラスを受講。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学を経て、1995年デュッセルドルフ・ロベルト・シューマン音楽大学首席にて卒業。
1988年日本学生音楽コンクール高校生の部に入選。1991年卒業演奏会に選抜出演。1992年蓼科音楽祭奨励賞受賞。1995年第29回ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクールにて「特別賞」受賞、デンマークのカール・ニールセン国際ヴァイオリン・コンクールではディプロマを獲得。これまでに、石井志都子、ミヒャエル・ガイザー、ティボール・ヴァルガ、エーリッヒ・へーバルト(モザイク・カルテット/プリマリウス)の各氏に師事。
1996年デュッセルドルフのトーンハレにて、G・ナイドリンガー氏の指揮のもと、ランデスレギールングス・オーケストラとM・ブルッフのヴァイオリン協奏曲を共演し、好評を博す。1998年デュッセルドルフ・ロベルト・シューマン音楽大学にて、ドイツ国家演奏家試験に最優秀の成績で合格。その後スイスやウィーンにて数々の室内楽や、サロンコンサート・リサイタル、日本では2007年より「音楽の贈りもの」シリーズのリサイタルを開催する他、精力的な演奏活動を続けている。
使用楽器:スイスのヴァイオリン制作者、アンドレアス・ヘリンゲのアントニオ・ストラディヴァリの1709年のコピー(2009年製)。


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